2007年8月6日プレスリリース

株式会社TAGGY、オープン型SNS「Any」を運営する株式会社Anyと事業提携し「Any」の日記コンテンツに関連する動画をネット上から横断的に収集し、「Any」サイト内に自動表示
-今後は動画の閲覧履歴に基づく、リコメンデーションエンジンの提供も視野に-

株式会社TAGGY(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:石上裕)は、株式会社Any(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:畑野仁一)と事業提携し、オープン型SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「Any」内の日記コンテンツに関連する動画をネット上から収集し、自動表示させる技術を提供開始しました。

TAGGYは次世代型のポータルサイトとして、現在、動画やブログをはじめ国内外の CGMサイトに投稿された約4,000万記事の横断的なタグ検索が可能です。 たとえば動画だけでも35サイト、約1,800万本の横断検索が可能ですが、その技術を応用しAny の日記に投稿者自身が付けた分類情報である「タグ」と、1,800万本の動画に付いているタグをマッチングさせ、関連性の高い動画を同一ページ内に自動表示させることができるようになりました。

たとえば投稿された日記に「ペット」というタグが付けられている場合、ペットに関連する動画が日記の横に複数表示され、「Any」サイト内で再生することが可能となるため、閲覧者はペットに関してクロスメディアでコンテンツを楽しむことができ、ベネフィット拡大につながります。

この提携により Any は開発コストをかけずにコンテンツの早期拡充が可能となり、ユーザー満足度、滞留時間、ページビューの向上を図り、媒体価値の向上を実現させます。 一方 TAGGYは、Anyをはじめポータルサイト、ニュースサイト、コミュニティサイト等へこの技術提供を有料にて行い、売上拡大につなげます。

また今後は、各提携サイトのユーザー閲覧履歴に基づく嗜好性の抽出により、興味・関心にマッチした情報をお薦めするリコメンデーションエンジンの開発、技術提供も視野に入れています。 提携サイト側は、この仕組みによりマーケティングデータの収集のみならず、CRMツールとして活用することで、ユーザーに対してさまざまな情報、商品、広告などのコンテンツを高い精度でお薦めし、新たな事業機会の拡大につなげることが可能となります。

TAGGYはこれらの技術提供を通じて今後も他社との事業提携を図り、ユーザーベネフィットの拡大やサイトの活性化に貢献し、提携サイトと共にメデイア価値の向上を相互に図っていきます。