ネットエイジグループ、戦略的子会社となる株式会社TAGGYを設立し、タグでつながるCGMポータルサイト「TAGGY」(α版)を本日よりサービス開始
-WEB2.0時代の情報と人を双方向で結ぶ、日本初のマルチメディア型プラットフォーム-
株式会社ネットエイジグループ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:西川潔)はWEB2.0時代の次世代型ポータルサイトの企画・開発・運営を行う戦略的子会社として、株式会社TAGGY(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石上裕)を設立し、本日より「TAGGY」α版のサービスを開始しました。
TAGGY はネット上に散在する「タグ」データを集約し関連付けることによって、「情報と情報」、「情報と人」、ひいては「人と人」とを双方向でつなぐことができる日本初のプラットフォームです。近年、タグデータを持つCGMサイトが増加する中、TAGGYはその中心に位置する「タグの流通拠点」として各サイトのトラフィック増大に寄与すると共に、ユーザーの利便性向上に貢献します。また、今後ネットエイジグループで育成、投資していくCGMサービス群もTAGGY と連携させ、グループ全体でのメディア価値の最大化、および顧客価値の拡大を目指します。
今回のα版リリース以降も、順次機能の拡大、サービスレベルの向上を図り、初年度でユーザー数10万人を目指します。
TAGGYのサービス概要
TAGGYは複数のCGMサイト上に存在するさまざまな記事・情報(ニュース、ブログ、ブックマーク、フォト、ビデオ、ポッドキャスト等)とユーザーとを有機的につなぐ「WEB2.0時代のポータルサイト」です。
複数のサイトからタグによって関連する記事を横断的に一括検索できる「タグサーチ機能」や、タグ単位での「RSSフィード配信機能」、ワンクリックで記事を簡単保存できる「クリッピング機能」により、インターネットユーザーの日々の効率的な情報収集を強力にサポートします。また今後は、保存した記事を整理してオリジナルメディアを作成しシェアもできる「記事コレクション機能」や、複数サイトへの記事一括投稿を可能とする「マルチポスト機能」などの追加により、情報収集のみならず情報発信やコミュニケーションまでも一元管理ができる日本初(当社調べ)のサービスとなる予定です。
TAGGYの主な機能とユーザーメリット
1.マルチメディア型の「タグサーチ機能」
ブログやニュースサイトをはじめ、ビデオ共有サイトや写真共有サイトのコンテンツなど、複数のCGMサイトをタグによって横断的に一括検索することが可能です。各サイト上でそれぞれ検索していた従来の煩わしさもTAGGYならたった一回の検索で解決します。また関連タグ情報により、今まで見つけられなかった記事・情報を発見できる可能性も高まります。
2.タグ単位の「RSSフィード配信機能」
関連する情報同士を簡単に束ねることができるタグの利点と、TAGGYならではのサイト横断型検索、これにRSSフィードをプラスすれば、ネット上での最も効率の良い情報収集が可能です。今まで複数のサイト上で個別に登録していたRSSフィードも、TAGGYならワンクリックで購読を完了できます。
3.記事/情報の「クリッピング機能」
タグ検索で気になる記事を見つけたら、TAGGYではワンクリックで「マイクリップ」に保存することが可能です。記事単位のみならず、タグそのものをクリッピングしておけば、TAGGYのパーソナライズ機能によりユーザーユニークな「あなただけの検索エンジン」に自動的にカスタマイズされますので、気になる情報の定点観測が容易になります。
4.オリジナルメディアとしての「記事コレクション機能」
「マイクリップ」の中に溜め込んだ情報をあるテーマでまとめれば、オリジナルメディアとしての「記事コレクション」が簡単に作成できます。ブログを書くよりも簡単にユーザー独自の視点による情報発信ができ、TAGGY上での一般公開のみならず、友人や職場の仲間など、限定的なコミュニティでの情報シェアも可能です。一般公開すればブログ同様、他者からのコメントも受けられ、同じ興味を持つ人たちと簡単につながることができます。
5.タグでつながる「コミュニティ機能」(近日リリース予定)
TAGGYではすべてのユーザーアクションがタグで関連付けられています。TAGGYを使えば使うほどユーザーの興味対象が浮き彫りにされるため、有機的かつ精度の高いユーザー同士のマッチングによるコミュニティ生成が可能になります。人の感覚や感情を可視化できるタグだからこそ、より人間感覚に近いつながりを見つけ出すことができます。
6.複数CGMサイトへの「マルチポスト機能」(近日リリース予定)
真のポータルサイトとして、TAGGYでは情報収集のみならず、複数のCGMサイトへの一括記事投稿も可能です。また投稿した記事のアクセス解析データなども併せて提供することにより、ブログやSNSなど複数の投稿先を持つユーザーにとって最適なコンテンツ管理ツールとなります。
- CGMとは?
- Consumer Generated Mediaの略。インターネット上でユーザーが参加し、記事投稿を通じてコンテンツが生成されていくメディア。ブログをはじめ、情報共有サイト(ニュース、ブックマーク、写真、ビデオ等)、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、クチコミサイトなどがこれにあたる。
- タグとは?
- CGM サイト上でユーザーが投稿した記事、たとえばブログのエントリーやブックマーク、写真、ビデオなどに対し、投稿者自身が複数付ける説明的な「キーワード」のこと。従来の情報分類(ディレクトリ型)や情報検索(キーワード抽出型)とは異なり、「人手による分類」(フォークソノミー)をベースとしているため、次世代型の情報分類や検索の基盤として近年注目されている。
株式会社TAGGYについて
ネットエイジグループのインターネット関連事業の統括会社である株式会社ネットエイジの子会社として2006年9月27日に設立。次世代型の情報分類、検索手法の基盤となるタグデータを集約したハブとしてTAGGYを開発し「WEB2.0時代のポータルサイト」を目指すと共に、ネット上のさまざまな「情報と情報」、「情報と人」、ひいては「人と人」を有機的につなぐ「ソーシャル・メディア」のジェネレーションを主な事業ドメインとする。