TAGGY、WEBを解析して主意に置換する「セマンティック変換」(意味変換)技術「おもてなしエンジン」が「世界初」と評価され米国でも特許を取得
株式会社TAGGY(本社:東京都港区、代表取締役社長:石上 裕)は、セマンティック変換(意味変換)技術として独自開発した「おもてなしエンジン」により、このたび米国特許を取得いたしました。(US Patent 8812505 B2)
「おもてなしエンジン」は、すでに日本国内において2011年1月に特許取得済み(特許第4637969号)でしたが、今回は米国においてもその新規性が「世界初」と評価され特許取得に至りました。
「おもてなしエンジン」とは、WEBページに書かれている文章の内容を解析し、最も本質的な「主意」を表す単語への変換(セマンティック変換)を可能とする技術です。また同様に、これらのページを訪れたユーザーの「真の興味」を表す単語への変換も行うことで、消費者の本質的なニーズを捉え、最善のデータ(広告やコンテンツ等)をリアルタイムにマッチングさせることができる仕組みです。
現状、インターネット広告やレコメンドエンジンに使われているマッチング技術は、WEBページ上に既述されている「陽に出現する単語」を利用しているにすぎません。一方、「おもてなしエンジン」では、ページ上には既述されていない、しかしながら文章の本質的な主意を表す「暗に意味する単語」に変換することで、従来では不可能であったヒューマンタッチなマッチングが可能となりました。
例えば、あるWEBページに「彼氏」、「ドライブ」、「ディズニーランド」などの単語が既述されていたとします。従来は、これらの単語群から広告やコンテンツをマッチングしていましたが、「おもてなしエンジン」では、その文章の本質的な主意である「デート」あるいは「恋愛」という単語に変換を行います。この変換により、今までとは違った(より精度の高い、より間口の広い)切り口でデータをマッチングさせることが可能となり、インターネット広告やレコメンドエンジンにおいて、新たな商機(売上)を生みだすことができます。
この米国での特許取得を機に、今後TAGGYは国内のみならず海外も視野に入れ、WEB上での真の消費者理解、および次世代のデジタルマーケティングをデータドリブンに実現させる基盤技術として、新たな商機を創出すべく、さまざまな形態で事業展開していく予定です。