株式会社TAGGY、国内初!WEBを解析して主意に置換する「セマンティック変換」(意味変換)技術で特許を取得
すでに株式会社オプトのオープンデータプラットフォーム「Xrost」に導入済み
株式会社TAGGY(本社:東京都港区、代表取締役社長:石上 裕)は、国内初のセマンティック変換(意味変換)技術として独自開発した「おもてなしエンジン」により、このたび特許を取得いたしました。(特許第4637969号)
「おもてなしエンジン」とは、WEBページに書かれている文章の内容を解析し、最も本質的な「主意」を表す単語への変換(セマンティック変換)を可能とする国内初の技術です。また同様に、これらのページを訪れたユーザーの「真の興味」を表す単語への変換も行うことで、消費者の本質的なニーズを捉え、最善のデータ(広告やコンテンツ等)をリアルタイムにマッチングさせることができる仕組みです。
現状、インターネット広告やレコメンドエンジンに使われているマッチング技術は、WEBページ上に既述されている「陽に出現する単語」を利用しているにすぎません。一方、「おもてなしエンジン」では、ページ上には既述されていない、しかしながら文章の本質的な主意を表す「暗に意味する単語」に変換することで、従来では不可能であったヒューマンタッチなマッチングが可能となりました。
例えば、あるWEBページに「彼氏」、「ドライブ」、「ディズニーランド」などの単語が既述されていたとします。従来は、これらの単語群から広告やコンテンツをマッチングしていましたが、「おもてなしエンジン」では、その文章の本質的な主意である「デート」あるいは「恋愛」という単語に変換を行います。この変換により、今までとは違った(より精度の高い、より間口の広い)切り口でデータをマッチングさせることが可能となり、インターネット広告やレコメンドエンジンにおいて、新たな商機(売上)を生みだすことができます。
「おもてなしエンジン」は、株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:鉢嶺 登、証券コード2389)の運営するオープンデータプラットフォーム「Xrost」の オーディエンスターゲティング広告にも導入される予定です。今後は、従来の技術でマッチングされた広告と比べて、「おもてなしエンジン」のセマンティック変換によるマッチングがユーザーアクションにどれだけ影響を及ぼすかなどの効果検証を行ってまいります。
「おもてなしエンジン」は、すでに国際特許の出願も終えており、今後は国内のみならず海外も視野に入れ、WEB上での真の消費者理解、および次世代データマッチングを実現させる基盤技術として、新たな商機を創出すべく、さまざまな形態で事業展開していく予定です。
以上